摂食・嚥下外来のご案内
私たちが生きていく中で食事はとても大切なものです。 そしておいしく食べることは、元気に生活するための基本であり、喜びの一つでもあります。 『摂食・嚥下障害』とは、脳卒中の後遺症や神経難病、認知症、加齢などが原因となり、食べることが難しくなる障害です。
★下記のような症状が続くようであれば、摂食・嚥下障害が疑われます。
- 食事中にむせる
- 飲み物を飲むとむせる
- 痰が増えた
- 体重が減った
- 食べるのが遅くなった
- 弱い咳がなかなか取れない
- 物が飲みこみにくい
- 食事中や食後に喉に違和感がある
- 肺炎と診断されたことがある
- 口から食べ物がこぼれることがある
『摂食・嚥下障害 』 になると、食べ物や唾液がうまく飲みこめず、誤って気管に入ってしまうことで起こる 誤嚥性肺炎を繰り返したり、食べられないために 栄養不足や脱水を引き起こしたり、 大きな塊が飲みこめないために窒息する場合もあります。
当院では、このような症状でお悩みの方を対象に
『摂食・嚥下外来』を開設しています。
医師、放射線技師、管理栄養士、リハビリテーション担当者が協力して、 飲みこみの働きを調べるVF検査(X線透視) または、VE検査(内視鏡検査) を行い、 適切な食べ方や調理の仕方の指導、必要に応じて嚥下のリハビリテーションを 外来通院または入院にて行っています。是非お気軽にご相談ください。
診察の流れ
検査について
★VF検査(X線透視下で飲みこめるかを調べる)とは
当院では、X線テレビシステム「フレクサビジョンFD」(島津製作所)を使用し、医師の監督下で専門のスタッフ(言語聴覚士)が食事介助を行いながら患者さまにバリウム等の造影剤を含んだ食品(ジュース、ゼリー、おかゆ等)を飲んだり食べたりしていただき、誤嚥があるかどうかなど飲みこむ状態をモニター画像で確認、録画し、その画像情報をふまえて医師が摂食嚥下機能の評価、診断を行うことで、個々の患者さまに合わせたリハビリテーションや安全な食事の提供を行っています。
★VE検査(内視鏡を用いて実施する検査)とは
鼻腔から細いファイバースコープをのどに挿入し、咽頭部の形や動きの状態を直視下で観察する検査です。実際に飲食物を嚥下していただき、咽頭を食物が通過していく状況を観察記録し、気管に入ったり、残留しやすいかなどを調べます。また、日常的にのどに痰や唾液が溜まりやすいかなども観察することができます。
受付時間/担当医表
受付時間
午前 | 診療受付 | 8:30 ~ 12:00 |
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外来診療 | 9:00 ~ 12:00 | |
午後 | 診療受付 | 16:00 ~ 18:30 |
外来診療 | 16:00 ~ 19:00 |
担当医表
午前診 9時~12時 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
摂食・嚥下外来 | 1 診 | 小山朋之 (内) |
小山朋之 (内) |
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2 診 | 小山朋之 (2,4週) (内) |
午後診 16時~19時 (受付終了時間:18時30分) |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
摂食・嚥下外来 | 1 診 | 小山朋之 (内) |